2016年3月18日金曜日

「農村体験交流フォーラム2016~学校はいま農山漁村の持つ教育力を求めている~」開催

近年の教育旅行は地域の自然や歴史、文化、そして地域の人との交流を目的にした旅行に変わってきており、とりわけ農家民泊を希望する学校が増えてきています。国でも「子ども農山漁村交流プロジェクト」をおこなっており、子どもたちの学ぶ意欲や自立心、力強い成長を支える教育活動として小学生を対象とした長期宿泊滞在を推進。このような交流体験を教育現場は求めています。本フォーラムでは、未来の子どもたちに引き継ぐ農村の役割や価値についその可能性を探ります。
このようなフォーラムのや研修会では受入側における取り組み紹介などが多いですが、実際のところ、教育現場はホントにどう感じているのか。今回は、2人の教育関係者におこしいただき、教育現場からみた農村体験についてお話をいただく機会をつくらせていただきました。
年度末、また農家さんにとっては春作業がはじまってきている時期ではありますが、ぜひご都合あわせの上、ご参加いただければ幸いです。
■開催概要
期日:平成28年3月25日(金)
時間:13:30~16:30(受付13:00~)
場所:東川町森林体験研修センター
〒071-1404北海道上川郡東川町西4号北46
TEL:0166-82-4682
対象:農家、観光関係者、受入関係者、ほか関心のある方なら誰でも参加できます
定員:50名
参加費:無料
申込み:事前申込
※3/23締切・会場の都合により定員になり次第締切
主催:ひがしかわ子ども農村体験交流推進協議会
共催:ひがしかわグリーンツーリズム推進協議会
後援:農林水産省、環境省北海道地方環境事務所、東川町
※本フォーラムは農水省「都市農村共生対流総合対策交付金事業」の一環でおこなうものです。
■プログラム内容
【第1部】基調講演 13:30~15:20
○基調講演1(60分)
テーマ「教育現場はいま農村体験を求めている~子どもも地域も農家民泊で大きく成長する」
講師:小野達也(新潟県胎内市 前教育長)
新潟県北部に位置する胎内市。子どもたちを「地域でしっかり育てる」という考えにもとづき、ふるさと体験学習プランを全校で実施。とくに「農家民泊が重要」と説くその理由とは。また、体験学習プランは市内の生涯学習だけではなく、「胎内型ツーリズム」として、市外からの教育旅行等に受入にも活用し地域の活性化を図っている。
○基調講演2(30分)
テーマ「修学旅行で農家民泊を取り入れる理由」
講師:松石 昇 氏(兵庫県宝塚市・雲雀丘学園高校 教頭)
平成17年に受入をはじめて10年以上。はじめて農家民泊の教育旅行を受け入れた学校でもあり、以来毎年継続的に同じ地域で修学旅行では農家民泊を取り入れている。体験交流だけでなく受入地域の農産物をバザーで販売したり、人とモノとの交流にも発展。修学旅行で農家民泊をおこなう理由とは。

【第2部】トークセッション(15:30~16:30)
○取組報告(各10分程度)
・教育旅行やグリーンツーリズムにおける農村体験の受け入れについて(有限会社アグリテック代表取締役 中田浩康)
・環境省「子ども農山漁村交流プロジェクト」モデル事業について(NPO大雪山自然学校代表理事 荒井一洋)
○トークセッション
テーマ「子どもの未来×農村の役割」
なぜ学校や教育現場は農山漁村での体験活動を求めているのか。子どもたちにとって地域の歴史や文化、自然とのつながり、そして農業・農村の持つ魅力や役割について探ります。
<ゲストスピーカー>
・小野達也・松石 昇・荒井一洋・中田浩康

■お申し込み・お問合わせ
事務局:有限会社アグリテック
上川郡東川町進化台781-6
TEL:0166-82-0800 FAX:0166-82-3040
参加希望の方は、準備の関係上3/23(水)までに、
・お名前(ふりがな)・所属等(任意)・代表者の住所・連絡先
を電話・FAX・FBコメント、また以下のホームページより申し込みください。
※会場の都合により定員になり次第締め切る場合もあります。
○詳しくはこちら↓
http://www.agtec.co.jp/?p=2904