2013年5月20日月曜日

今シーズンも農業体験の受け入れが始まりました

修学旅行や研修旅行などといった教育旅行も、近年は体験型に代わっています。とくに地域の自然や文化、歴史などに触れる体験学習を取り入れる学校が多く、その中で農業体験は人気のプログラムになっています。アグリテックでは、そのような受入に対応しようと上川管内の自治体、農業団体等と調整し、受入体制をつくり教育旅行での農業体験の受入を実施しています。

今年の第1弾の受入は、5/17(金)に札幌の中学2年生の宿泊研修旅行。日帰りの半日農業体験です。30名ほどの学校ですが、旭川市東旭川地区で受入を実施しました。1班あたり4名ほどに分班し、今回は7軒の農家さんでそれぞれ体験。この時期ですと例年田植えのピークを迎えていますが、今年は寒い日が続き雪解けも遅く、作業が1週間~10日ほど遅れており、まだ田植えも始まっていません。それでも農業には仕事があります。各農家では野菜の苗の準備や田植えの準備作業などの体験をおこないました。


トマトハウスでわき芽とり作業

じゃがいも植え付け作業

野菜苗、花壇苗の管理作業

ビニールハウスの組み立て作業

ネギの選別作業

体験内容は、その日そのときの農家さんの作業を一緒に体験するという趣旨のため、それぞれの農家さんによって体験内容は違いますが、農家さんとのコミュニケーションの中で生徒のみなさんも農業や食について感じたことも多かったようです。

先日のスタッフ日記でもご案内しましたが、映画「じんじん」の先行上映会が札幌の中学生を対象におこなわれた際に、今回受け入れた学校の生徒も映画を観ていたようで、映画の中で登場する田植え体験などをイメージしていたようですが、自然が相手のお仕事なので、そればかりは作業の段取りなどもあって約束できないのが農業。種を蒔いてから収穫するまでの一連の中の5/17の作業を体験していただきました。生徒のみなさんご苦労さまでした!

札幌に帰っても旭川のお米、野菜を積極的に買ってくださいね(^^)/


★体験型教育旅行のお問合せはアグリテックまで
TEL.0166-82-0800、FAX.0166-82-3040